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選ばれる施設になるために 

◆保育施設をとりまく環境


2021年(令和3年)5月に厚生労働省が公表した「保育を取り巻く状況について/厚生労働省子ども家庭局保育課」によると、保育所の利用児童数は2025年(令和7年)にピークをむかえ、その後はゆるやかに減少していくことが見込まれています。
近い将来、保育施設の供給が利用児童数を上回り、定員割れ等による施設の統廃合や経営の悪化に陥る可能性が高まっています。


出展:厚生労働省「保育を取り巻く状況について」(令和5年12月26日に利用)


◆保育施設の待機児童の変化


平成29年に26,081人いた待機児童が、令和5年は2,680人まで減少し、6年間で約10分の1にまで減少しています。小規模保育施設やこども園が増え受け皿が増えたこともありますが、保育所等の定員充足率を見ると平成29年の94.2%から令和5年の89.1%を比較すると約5%の減少が見られ、少子化などの社会的要因もあり、保育施設をとりまく環境は厳しくなっていくことが予想されます。
出典:【公表用】③保育所等関連状況取りまとめ(平成31年4月1日) (令和5年12月26日に利用)
出典:保育所等関連状況取りまとめ(全体版)(令和5年12月26日に利用)


◆進む少子化の中で選ばれる園になるために 事例紹介


選ばれる園になるためには保育施設の立地や、教育内容、保育園の方針等様々な要因があると思います。特徴的なカリキュラムを取り入れることで他施設との差別化を図る施設が増えており、保護者へ向けての情報発信についてはホームページの他に、SNS等を利用する施設の事例もあります。
多くの保育施設が園児集客に課題を感じている中で、今回は安定した園児集客に成功している保育施設の事例をご紹介します。

ご紹介施設様について
桃花小規模保育園 (小規模認可保育園 定員19名)
〇施設様が達成されたこと
定員充足率100%、次年度も100%見込み
〇施設様の取り組み

  • 給食・食育を使った差別化による集客の仕組み作り(給食・食育:すくすくOisixのサービスを利用)
  • SNSの活用:SNSでの情報発信に力を入れており食育コンテンツを使った食育実施動画の発信や給食のメニュー、食事シーンなどの動画発信をしています。その他にも毎日のお散歩、歌あそび、英語レッスンなどの実施状況などの発信を精力的に行っています。SNS発信前後での変化として、定員の空き状況の変化が大きく、これまでは一瞬空きができてしまうこともあったが、現在では空きが発生すること自体がなくなりました。これまでに転園などが2回あったが、SNSで数名空きが出ているということを告知するなど園児集客にもSNSを活用しています。

〇施設様のお声

  • SNSをやったことによりHP流入や見学が増え、“インスタを見ました”という入園者も増えました!
  • 見学や入園される保護者様に“食育や給食に力を入れているんですよね”とよく言われます!
  • 実際にインスタ動画の再生回数は食事のシーンや食育の様子が伸びていますし、それ以外にもクッキング動画は閲覧数が伸びるジャンルだと思います!

【園長先生のインタビュー動画】

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