catch-img

すくすくOisix 1月の食育産地取材 ”群馬のほうれん草農家”

1月の食育は「根っこ付きほうれん草」 群馬のほうれん草農家へ取材に行きました!

ほうれん草農家 清水さん
群馬県太田市でほうれん草を栽培している農家の清水さんです。
1年中市場に出回っているほうれん草ですが、本来の旬は冬です。1月のテーマ食材は冬に旬を迎える「ほうれん草」です。
昨年度にに引き続き根っこ付きほうれん草を送ってくれる清水さんに今年度も取材に行ってきました!


◆はじめに


すくすくOisixの食育サービスでは、子どもたちに、いろいろな食材が自分の目の前に届くまでにどんなストーリーがあったのか「そうぞう」してもらえるような食育コンテンツを定期的にお届けしています。食育サービスの1つである「イベント×食育」(以下、イベント食育企画)では全国約4000軒の生産者と直接契約している自社の強みを活かし、食材が育っている環境や食材の栽培や収穫方法について生産者が教えてくれる形式の写真の紙芝居と、食材の畑の姿や加工前の姿を見て触って体験しながら「そうぞう」できる状態の食材を毎月お届けしています。


◆1月の食育のテーマ食材「ほうれん草」


畑にできるほうれん草の姿を「そうぞう」できるように、普段は一般的には流通していない根っこがついた状態のほうれん草を清水さんに一つ一つ丁寧に収穫をしてもらい、お届けします。
ほうれん草の収穫は機械でも行うことができますが、ほうれん草の茎はとても柔らかく折れやすいため、清水さんは機械ではなく手作業で丁寧に収穫しているそうです。
ほうれん草の根は、人参や大根のように引っこ抜くことが難しいため、食育用の「根っこ付きほうれん草」は土深くまでカマを入れ、土の中で根を切りながら収穫しています。


◆清水さんにインタビュー


ほうれん草を栽培する上で一番大変なことを伺ったところ、「水やりと雑草を抜くこと。ほうれん草にとって一番いい水の量やタイミングを考えながらあげるため、難しい。」ということを教えていただきました。
ほうれん草は乾燥に弱いため、より適切な水やりが必要です。ほうれん草にとって一番良いタイミングや量を清水さんの経験から考えて調整しているそうです。
「雑草は一つでも生えてしまうとまたたく間に広がってしまうので、少しでも雑草が生えたら手作業で抜く。」と教えてくれました。
丁寧に野菜を育ててくれている農家さんの想いを子どもたちにつなげて、少しでもほうれん草への興味を持ってくれたらと思います。


清水さんはお父さんから畑を継いでご夫婦で農家を営んでいます。幼い頃によく出荷作業などついて行って遊んでいたとお話をしてくれました。
「何もわからずについて行ってたけどあの時いろいろ見たことが今なんとなく理解出来てつながっているんだと思う。」とお話していました。幼いころの体験が大人になっても覚えていて今につながっているという素敵なお話を聞くことができました。


◆最後に


私たちすくすくOisixの食育サービスでも、いろいろな食の体験を通して「たのしい」「おいしい」などたくさんの経験をすることで次世代を担う子どもたちにフードロスやSDGsへの取り組みをほんの少しだけ身近に感じてもらったり、目の前にある給食から、食材・栄養・作ってくれた人・生き物の循環・文化などの世界を「そうぞう」し、食べることが好きになる食育をコンセプトにしています。いつかその経験が子どもたちの未来で活きてくれたらいいなと思います。
子どもには難しいだろうと決めつけずに、様々な体験・経験ができるよう食育コンテンツを農家さんとともに作り上げていきます。
次回のすくすくOisix の食育産地取材 はブロッコリー農家さんの取材の様子を配信予定です。

保育施設様向け食材提供サービスに関する
ご相談やお見積り依頼はお気軽にご連絡ください。

平日 9:00~18:00(土日祝は除く)